SEMファクトシート
検索エンジンの媒体特性とマーケティングツールとしての可能性およびSEM戦略の重要性は、数多くの調査データによって裏付けられています。このページでは、各国の調査会社およびSEM会社から入手した最新の調査データのうち、注目に値すると思われるものを掲載しています。
<最終更新日:2005年3月29日>
| ●近年急激にその効果が実証されている検索エンジンマーケティング(SEM) | ||
| ●マーケティングツールとしてここまで浸透し、影響力を持った検索エンジン | ||
| ◆ | WEBサイトのユーザーの大半は、検索エンジンからやってくる〜「検索」は圧倒的な影響力をもった媒体に | |
| ●検索エンジンユーザー行動分析 - 検索からコンバージョンまでのユーザー動向 | ||
| ◆ | すでにユーザーは複数の巨大検索サイトを使い分け始めている | |
| ◆ | ユーザーは、広告だけでなく、オーガニック(ナチュラル)検索結果内で自分の疑問を解消しようとしている | |
| ◆ | 検索結果のトップにあがってこない企業はその時点で、アクセスする可能性のあるユーザーの大半を喪失している〜ブランディングにおけるSEMの必要性 | |
| ◆ | SEMの時代の到来=WEBサイト全体がトップページの時代へ | |
| ◆ | 検索ユーザーは、初回検索から段階的に購入に向かって情報を絞り込み、検索を繰り返す | |
| ◆ | もはやB to CやEコマース企業のためだけのツールではないSEM | |
| U.S.A. |
- comScore Network とInteractive Advertising Bureauの調査結果[PDF]によれば、71%の米国のマーケターは、検索マーケティング(広告費あり)は印刷媒体広告よりもすぐれたROIをもたらすと考えている。さらに、69%は検索連動型広告は屋外広告よりもすぐれたROIをもたらすマーケティング効果があると考えている。64%は、地域広告よりも、60%はテレビラジオよりも、57%はダイレクトメールよりも検索マーケティング(広告費あり)の方が高いROIをもたらすと考えている。
| Japan |
- 日本全体での インターネット広告費は、ラジオ広告費(1,795億円、前年比99.3%)を初めて上回る。1,814億円(前年比153.3%)。検索連動型広告が好調。(2005年2月 電通)
- 調査結果によれば、「過去に実施」を含め日本での調査対象企業全体の約7割が何らかのSEMの施策を実施。さらに15%がSEOの導入を検討しており、SEOに対する関心度の高いことがうかがえる。(2005年1月 SEMPO Japan)
◆WEBサイトのユーザーの大半は、検索エンジンからやってくる
〜「検索」は圧倒的な影響力をもった媒体に
| Global Data |
- 10億人が毎日オンラインで検索をしている。 (2003年2月25日 searchenginewatch.com)
- 84.8%のインターネットユーザーが検索エンジンを日常的に利用している。(The Graphics, Visualization & Usability Center (GVU) 10th User Survey)
- 86%以上のインターネットユーザーは検索エンジンを介して新しいサイトを見つけている。(Georgia Institute of Technology)
- 検索ポータルは顧客が、知らないWebサイトの情報を探す最適の方法である。 (Forrester)
- 85%以上のインターネットユーザーは、検索エンジンを介して商品やサービスを調べている (2001年11月 Internet.com)
- インターネットユーザーの81%が、商品やサービスを検索サービスで探している。(2001年11月Forrester Internet User Monitor )
- 米国では検索エンジン満足度はGoogleがトップ、Ask Jeevesも人気。米国の調査によると、Googleの登場により、検索エンジンの検索結果に対するユーザーの満足度が高まり、検索エンジンから有用な情報にたどり着くことができたと感じるユーザーが増えた。日本でもGoogleを使用したことのある人の割合は70%以上と言われている。(2003年8月21日 Japan.internet.com)
- WEBマーケティング手法の中で、一リード(WEBサイト訪問客一人)あたりのコストが一番低いのは、「検索」経由である。( [PDF] 2004年6月 New Methods in Search Marketing:(Safa Rashtchy), Best Practices For- Marketing and Optimizing your Search Engine Process, SEMPO Research)

| U.S.A. |
- 米DoubleClickとcomStockの150万人を対象にした調査によると、オンラインで購入する人たちの半数が検索エンジンを商品調査のプロセスで使っており、旅行関連商材では3/4に達することがわかった。(2005年2月14日 Media Week: Half Online Buys Involve Search Engines, Study)
| Japan |
- 日本でのインターネットの世帯普及率に関しては52.1%と、2004年度には過半数を超えた。ブロードバンド利用世帯は48.1%。世帯数では前年比136.5%で、2002年度では約8割を占めていたナローバンドユーザーのうち、ほぼ3分の1が2年間でブロードバンドに乗り換えるか新たに導入したことになる。(インターネット白書2004)
- 80%のインターネットユーザーは検索エンジンを介してWebサイトを見つけ出す。(2003年4月 Yahoo! Japan サーベイ)
- ネットレイティングスが公開している「主要サイトのトレンド移行」のグラフを見ると、日本では圧倒的にYahoo! 検索の利用率が高い。これはYahoo!ポータルとしてのトラフィックが他サイトと比較して非常に大きいこと、またオフラインでのYahoo!の認知度がGoogleと比較して高いことなどが理由として考えられている。(2004年5月17日 CNET Japan編集部)
- 「よく使う検索エンジン」(複数回答)として、Googleが69%、Yahoo! Japanが68%、Gooが33%、Infoseekが23%、MSNが13%、Exciteが12%、BIGLOBEサーチが9%、Lycos Japanが8%と続いている。(2003年・検索エンジン利用実態調査 日経ネットナビ)
- ウェブサイトを見つける有効な手段は、検索エンジン46%、ネットサーフィン20%、口コミ20%、マガジン広告4.4%、偶然2.1%、テレビから1.4%、eメール1.2%、バナー広告1%の順である。(2000年4月 Target Marketing Magazine)
| Global Data |
◆すでにユーザーは複数の巨大検索サイトを使い分け始めている
- 大部分の検索ユーザ-がトップ3のGoogle/Yahoo!/MSNの検索をかけもちして使用している。([PDF] 2005年2月28日 Nielsen//NetRatings MegaView Search)
- 60%のYahoo!、Google、AOLユーザーは、キーワード広告よりも通常の検索結果を好んでクリックする。 (2004年5月 i Prospect 調査) このため、有料検索広告とオーガニック(ナチュラル)検索結果対策の両者への対応の重要性が言われている。
◆ユーザーは、広告だけでなく、オーガニック(ナチュラル)検索結果内で自分の疑問を解消しようとしている
- WebAdvantage.netがビジネスオーナーを対象に行った調査では回答者の約半数が有料リスティングとオーガニック(ナチュラル)検索の結果の違いに気付いていないということが明らかになった。(2004年4月22日 IT media サーベイ)
- 商品購入にあたり、広告に誘発されるよりも、検索エンジンを使い自ら率先して商品を探す傾向の方が3倍近く多い。(2002年2月 Internet.com)
- 83 %の消費者は、検索を利用する際に、まずはじめに一般的な単語で検索し、商品特性(商品名、スペック名)などを使った検索からはじめるのは、比較的少数のユーザーであるとの結果になった。(2004年12月14日 comScore・Overture 調査:clickz.com)
- 衣類・コンピュータ・スポーツフィットネス・旅行の4カテゴリーについて行った調査によれば、これらのカテゴリーに関して、約77%のキーワード検索は一般的な単語で行われており、それに対して23 % のみがブランド名かブランド名と他の単語の組み合わせで行われている。([PDF] 2005年2月 doubleclick.・comScore調査
◆検索結果のトップにあがってこない企業はその時点で、アクセスする可能性のあるユーザーの
大半を喪失している
〜ブランディングにおけるSEMの必要性
- 検索エンジン利用者の70%は、検索結果の2ページ目(上位20位)までしか見ていない。(2002年4月International Science News)
- ランディングページのユーザビリティやコンテンツの重要度は高い。なぜなら、インターネットユーザーの約55%は、1つのWebサイトにつき、1-2ページまでしか見ないからである。また、約17%は、1WEBサイトのうち、2-3ページしか見ない。(2004年3月8日 OneStat.com )
- 80%のインターネット利用者は「検索エンジンの検索結果の上位に表示される企業はメジャーブランドである」と考える。また、55%は、トップのブランドは、上位2、3位までの検索結果レストに登場すると考えている。 (2002年8月1日 i-prospect調査:Impress )
- サイト訪問者のうち60%は、検索によって見つけたサイトを想起できるが、バナー・タイル広告については、20%しか想起できない。 (NPD Group Research Report)
- 検索ユーザーの48%は、検索結果の最初の画面で自分の疑問が解消されることを期待している。 (2002年 iProspect調査)
- Webユーザーの78%は最初の3ページ目までに回答が見つからない際には、自分の疑問を諦めてしまう。言い換えれば、検索結果の3ページ目までに結果として掲載されない企業ブランドは、その検索からの約80%のオーディエンスを失っているということになる。([PDF] 2004年4-5月 i-prospect 2004 Search Engine User Attitudes )
◆SEMの時代の到来=WEBサイト全体がトップページの時代へ
- レッド・シェリフ株式会社と株式会社ビデオリサーチインタラクティブの公表した企業サイトの販売促進効果の評価値「RedSheriff Index」によると、2003年10〜12月期のトップページ離脱率(最初のページだけでサイトを離れた率)は26.5%で、2003年7〜9月期と比較すると4.8ポイント上昇した。SEO の広がりや検索エンジンの技術の発展などにより、利用者は直接サイトのコンテンツやページにアクセスすることが容易になってきており、トップページはサイト訪問の起点ではなくなりつつあると言われる。トップページ至上主義(トップページへすべての情報を集約することでユーザーにとってのメリットを与えることができる)の考えを改め、トップページ以下の階層ページもトップページと同じ重み付けをしてつくることを考えていかなければならない。(2004年3月30日 Japan.internet.com )
◆検索ユーザーは、初回検索から段階的に購入に向かって情報を絞り込み、検索を繰り返す
- 検索から購買までの平均サイクルは1ヶ月以上と意外に長く、85 %のコンバージョンはサーチから直接の動線上のセッションではないことがわかった。また、コンバージョンのうち、38 % は(検索から)5週間から12週間のうちに行われている。(2004年12月14日 comScore・Overture 調査:clickz.com)
- コンピュータや家電の購買に関する検索を行ったユーザーに関しては、12週間以上の購買サイクルの間に、平均で4回の検索を行っていることがわかった。また、オンラインで購入したユーザーは、12回の検索を行っていることも判明。(2004年12月14日 comScore・Overture 調査:clickz.com)
◆もはやB to CやEコマース企業のためだけのツールではないSEM
- 95% の企業発注業者は発注先を選択する前に、商品やサービスをWebサイトで調査している。(B2B Magazine 2003 Survey)
- 企業発注仲介業者の95%は、WEBサイトを使って調査をしてから、商品やサービスについて選択している。(B2B Magazine 2003 Survey)
- ビジネス取引の93.4%では、B2Bの発注について調査する際に、インターネットを利用することがわかっている。 (2004年 Enquiro)
- 63.9% のBtoB取引の担当者が、「検索エンジンから最初に」調査を始めると答えている。(2004年 Enquiro)
- BtoBの購買行動サイクルの一番最初の段階で、54.6% が検索エンジンを使っている。 (2004年 Enquiro)
- B to Bの発注についても、コンサルタントや調査会社を活用するよりは、雑誌やベンダー資料と同じく、インターネット経由のリソースの方が多分に活用されている。また、約40%の企業は、ITソリューションについて発注調査を実施する際に、インターネット検索を一番初めに利用する。

- 検索ユーザーの大多数は実際の購入や取引の準備の為に検索を使っている。(2004年 Enquiro 「Inside the Mind of a Searcher」)

| Japan |
- 全体の78.7%が、検索結果として表示された内容を平均3ページ以上、見ている。(2005年2月1日 インターネットコム(株)・(株)インフォプラント調査)
- 上位に表示されるサイトほどクリック率が高まる。また、約8割のユーザーが一番上に表示されるサイトに対して好印象を持っている。 (2002年3月20日 インターネットコム(株)・(株)インフォプラント調査japan.internet.com )
- 約8割の利用者はキーワードを1語のみ使い、検索を行っている。また、約3割は検索結果が絞り込むことができないなどの理由で、4回に1回検索を諦めている。また、現在、Google の人気が上昇してきている。(infoseek、goo も導入した)(注)Yahoo! Japanで検索する場合、該当するサイトがYahoo!のデータベースになければ、自動的にGoogleの検索結果が表示される。このことは、例えば次のような検索エンジン利用に関する調査結果で「Yahoo!を利用している」と回答した多くのインターネットユーザーが、実は気付かないうちにGoogleを利用していることを意味している。 (フレッシュアイ調査)
