SEMとは
検索エンジンマーケティング、通称SEM(Search Engine Marketing)は、インターネットユーザーの8割以上が利用する検索エンジンを上手に利用して、貴社サイトの売上アップなどの目的を効果的に達成しようとするものです。SEM先進国と言われる欧米では、中小企業からFortune 500 にあげられる多国籍企業にまで幅広く普及しているインターネットマーケティング手法です。集客のみならず、高い費用対効果(ROI)、ブランド認知効果など、SEM導入が企業サイトにもたらす効果は、各種データによって裏付けられ、高く評価されています。
■SEM導入のメリットとは?
■SEMはどんなサイトが適しているのか?
■SEMはどこからはじめたらいいのか?
■SEMの実施期間はどのくらいか?
■SEMとブランディング
■SEM導入のメリットとは?
何らかの商品やサービスに関心があり、能動的に「検索」というアクションを起こしている人々にターゲットを絞った営業をするわけですから、そのメリットは数多くあります。
- 高い集客効果がある
- 商品やサービスを探している優良見込み顧客だけに営業できる
- 検索連動型広告を併用すれば、迅速にターゲットにリーチできる
- 効果測定によるデータが、マーケティングデータとして利用できる
- ブランド認知効果が高い など
これだけのメリットがあれば、SEMが爆発的な広がりを見せたのも無理はないでしょう。
△ back to top■SEMはどんなサイトが適しているのか?
SEMは、B to C のオンラインビジネスを中心として発展してきた経緯があります。これは仮にブランド力がない企業や対象サイトでも、検索エンジンでの上位結果表示により、集客(アクセス)に成功し、売上に大きく貢献できたからです。しかし、アクセス増加はB to B であっても、コーポレートPRサイトであっても、あらゆるWEBサイトにとってプラスの効果をもたらします。そのため、一部の人からはかつて B to C の集客策と思われてきたSEMも、今ではB to Bをはじめ、さまざまなWEBサイトで取り入れられるようになってきています。さらに検索エンジンの普及とあいまって、特にPRやブランディングの観点から、検索にひっかからないことによるダメージコントロールについて議論されるようになってきています。
△ back to top■SEMはどこからはじめたらいいのか?
SEMは、自社サイトに誰が、いつ、どこから、どのようにしてアクセスし、どのように利用しているかを知ること、そしてそのサイトが検索エンジンにとって見つけやすいサイトなのかなど現状を把握することからはじまります(SEO診断)。その上で、WEBサイトの目的達成に最適なSEMのプランを現状分析により得られたデータを元にしながら作成、SEOを実施します。さらに、迅速な集客が必要な場合や、SEOの実施に時間を要する場合など、グーグルアドワーズやオーバーチュアなどの検索連動型広告を併用します。SEMにおいて何よりも重要なのが、それまでに実施したSEOと検索連動型広告の効果を測定することです。これにより、どの部分に改善の余地があるか、あるいは、どの広告やキーワードが売上などのサイト目的に貢献しているか、していないか見極めることができます。そして、これらの反省をもとに再度サイトを微調整しながら、最大の効果を達成していくことになります。この繰り返しのサイクルがSEMなのです。
- 現状分析
- SEO(検索エンジン最適化)
- 検索連動型広告
- 効果測定
※ 一部では、SEM=検索連動型広告(PPC広告、キーワード広告、リスティング広告などとも言われます)と混同されていますが、これは正しい理解とは言えませんのでご注意下さい。
△ back to top■SEMの実施期間はどのくらいか?
通常WEBサイトにSEOを実施して効果が表れるのには1週間〜3ヶ月程度かかります。これだけのギャップがあるのは、WEBサイトがひとつひとつ異なっているため、場合によっては最適な状態になるために何度か修正の必要があるからです。ワサビ・コミュニケーションズでは、SEMの一番最初のプロセスであるサイト診断からはじまってSEMプロセスが一巡するまで、最低6ヶ月間をひとつの区切りとしています。しかし、覚えておいていただきたいのは、「SEMは単一のプロジェクトではなく、継続的なプロセスである」ということです。ワサビ・コミュニケーションズでは、クライアントの皆様のビジネスやサイトへの理解度をじっくり時間をかけながら深めていくことにより、より効果的なSEMをご提案させていただいております。
△ back to top■SEMとブランディング
オンラインビジネスで圧倒的なROI(投資効果)をもたらすことができたため、SEMはオンラインビジネスだけのものと考えられがちですが、SEMの効果は、見込み客からのアクセス増加や、新規顧客獲得による売上アップへの効果だけにとどまりません。今や、検索エンジンは、新たなマーケティング・ミックスの要素として見逃すことのできない多大な影響力を持つ媒体へと成長しました。SEOやキーワード広告の効果測定・分析を情報源として活用することによって、企業やサービスのブランドイメージを構築し、ブランド力あるいはブランドの認知度を高める重要性が言われ始めています。
検索エンジンマーケティング(SEM)は対象サイトの閲覧者(オーディエンス)に差別化ポイントを伝達する非常に効果的な手法です。なぜなら、企業・サービス・商品のマーケティング戦略上、検索エンジン/検索結果リストは、オピニオンリーダーになる顧客にとっても、その他のフォロワーにとっても、共通に能動的な「検索」という行為を前提とする媒体だからです。対象サイトは、ある時はユーザーの質問に答えるという形で、またある時は問題を解決するという形で、またはある時は、商品/サービスを提供するという形でキーワードやフレーズを入力した検索ユーザーの目に触れ、各ユーザーは購入ループのどのステージにいるかに応じて、そのマインドに合った刺激を受け、ブランド経験を積んでいくことになります。あるサイトにまたユーザーが戻ってくるということがあれば、それはそのWEBサイトが検索ユーザーのニーズに合い、信頼性がブランド価値として認識されたとも言えます。ブランドのポジショニングやコンセプトを反映したキーワードを設定し、検索結果ページで、顧客の購入ループにおけるレベルに応じたキーワードでの露出を高めれば、企業側が意図したコンセプトやイメージと関連性の高い純粋(非助成)想起を、検索する一人一人のユーザーのマインドの中で実現でき、またブランド力をも高めることができるでしょう。
さらに、SEMでは、マス媒体広告、バナー広告や、その他のセールスプロモーションのように、オピニオンリーダーからフォロワーへの浸透といった時系列での顧客育成・市場開拓を行うのではなく、各顧客の購入ループでのそれぞれのステージに応じて、そのマインドに合ったマーケティング・ミックスを同一時間軸で実施していることになり、コミュニケーション効果、さらにブランド想起・認知を最大化することが可能になります。
検索エンジンの使用が日常になればなるほど、必然的に検索結果のトップに上がると予想されるサイトが実際は表示されない、あるいは上位に表示されないという事態も起きてきています。非表示の状況を長期にわたり放置すれば、それは、カテゴリー・リーダーにとってブランド力の低下を意味します。
SEMを導入すれば、すでに認知されているブランドはユーザーのマインドシェアのトップを守ることができ、また、認知度が低いブランドはマインドシェアの向上を効果的に実施することが可能となります。
米国広告主協会 とNielsen NetRatings が、健康・自動車・飲料・エレクトロニクス・流通・金融業界のクライアントの検索連動型広告に関する調査によれば、カテゴリー別での助成認知については、検索結果ページのトップに表示される特定のブランドを喚起できる割合は、検索連動型広告を見ていないコントロールグループよりも27%も高いという結果になりました。また、検索結果ページのトップに表示される特定のブランドを非助成喚起できる割合(ブランド認知度)は、検索連動型広告を見ていない場合の43.9%に対し、見た調査対象者では55.6%でした。(Sponsored Listings Effectiveness Study, July, 2004) このように、検索連動型広告を中心としたSEMのブランディング効果は、決して見逃せないものであることがわかっています。
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